豊川市にある鈴木乳母車店の看板。左がその全貌です。
 乳母車に乗ったキャラクターの女の子のゴキゲンな顔がたまりません。店のキャラクターなのか、そもそも女の子なのかも分からないが…。
 あと、車輪が高速回転中!ゆえに機嫌がいいのか!

 乳母車店は三河、遠州の各地に何軒か現存しており、浜松では「河田乳母車店」の看板をよく見かけます。看板でも分かるとおり、乳母車だけでなく玩具も販売している。そりゃ乳母車だけでやっていけるわけない。
 「寄道道草東海道」によると、慶応3年(1867)に福沢諭吉がアメリカから持ち帰ったものが、日本における乳母車の最初。のちに名古屋市千種の鬼頭鍬次郎が量産をはじめ、「乳母車の始祖」と呼ばれるようになったとか。ゆえに愛知には今も乳母車店が多い、のかもしれません。
 なお、平成15年の時点で営業していた乳母車店は、愛知に30軒、静岡に5軒、三重に3軒、岐阜に1軒でした。

本家カンバンの手帖ギャラリー
その3 ベイビー・イン・ザ・乳母車

 ちなみにこれが豊鉄バス松原バス停。倒壊寸前。倒壊とともにこのカンバンの運命も…。そして中には図ったように籐製の乳母車が。誰のだ。

一宮町松原 2005.05.09

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カンバン界の重鎮、サミゾチカラさんを目指して地味な努力を続けるこのシリーズ、今回は一宮町松原バス停の待合室に掲げられた某乳母車店の看板から。乳母車に乗って御機嫌の女の子、ちょっと不気味なんですけど…。モデルはゲゲゲの鬼太郎のねこ娘、との説。

「そう」08号(2005.09発刊)掲載

2009.04.16加筆修正

一宮町松原 2005.05.09